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整体との違い

今回は整体と接骨院の違いについて書いてみようと思います。
その前に、高井戸整骨院の中で多い質問

【整骨院と接骨院の違いは何ですか?】

答えは医院とクリニック、書店と本屋、ベストとチョッキと同じでただ呼び方が違うだけです。つまり整骨院と接骨院は内容は一緒なんです。
私たちの資格は柔道整復師という国家資格になりますが、規則に治療院をだすときの名称は整骨院、接骨院のどちらでもいいですよと書いてあります。
私は高校を出て、住み込みで働かせてもらったところの名称が整骨院だったので、整骨院の方にしています。
整骨院と接骨院の違いをご理解いただけたでしょうか?(*^_^*)

では本題の【整体と接骨院の違い】についてです。

この二つは大きく違います。
いろいろな違いがあるのですが、まずは資格を取るために必要な期間。
接骨院の資格を取るためには3年、整体は3ケ月~12ケ月です。
接骨院の先生は3年間、解剖学を学ぶのでほぼ全ての骨・筋肉・靭帯のことは解っています。
一方、整体は短い間に解剖学を学ぶのでどうしても知識が不足がちになってしまうようです。
解剖の授業も私たちは医大の教授に教えてもらいましたが、整体は専門ではない治療院の先生が教えているようです。

次に資格試験の難易度。整体と整骨院をくらべると、整体はわりと簡単で整骨院は難しいと思います。
だから接骨院は国家資格で整体は国家資格ではないのだと思います。
最後に治療院をだすための条件ですが、接骨院は接骨院の国家資格を持ってないと治療院をだすことが出来ないのですが、整体は誰でもやろうと思えば、明日から治療院をだすことが出来ます。

私たちは接骨院を開くためにだいぶ苦労して国家資格を取得しました。
現在は違うのですが、昔は接骨院の学校の倍率は5倍~10倍でした。
進級も大変で、60人の同級生のうち10人は留年してしまいました。
国家試験前はみんな寝る間も惜しんで勉強していたと思います。
つまり何が言いたいのかというと、接骨院と整体は似ているのですが、資格を取るための過程はだいぶ違います。
ですからみなさんには、私のことを整体の先生ではなく接骨院の先生と呼んでほしいと思っています(^_^.)

執筆日:2009/03/15
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