上肢(腕)の骨折
高井戸整骨院(三鷹市)は腕や手の骨折のリハビリが専門です。運動療法、マッサージなどで可動域を広げ、筋トレなどでもとの状態に戻します。
〔 橈骨下端部骨折 〕トウコツカタンブコッセツ
橈骨下端部骨折とは手首のところの骨折です。
受傷機転:転んで手をついたときによく起こる骨折
折れる箇所:手首近くの長い骨のところ
固定方法:折れ方にもよりますが基本的にはギプス固定
骨がつくまでの期間:4~8週程度
元通りに治るまでの期間:3~6ヶ月程度
〔 上腕骨外科頚骨折 〕ジョウワンコツゲカケイコッセツ
上腕骨外科頚骨折とは肩のところの骨折です。
受傷機転:肩から転んだときによく起こる骨折
折れる箇所:腕の一番肩に近い部分
固定方法:折れ方にもよりますが基本的には三角巾と腕を体幹に固定するバンド程度
骨がつくまでの期間:8週程度
元通りに治るまでの期間:4~6ヶ月程度
~治療の流れ~
まず転んで痛めてしまったら整形外科でレントゲンを撮ってもらいます。
運悪く骨が折れていたら、骨折している箇所の骨がくっつくまで長期間の固定をします。昔は大げさな固定でだいぶ大変だったのですが、最近はとてもシンプルになり患者さんの負担がだいぶ軽くなっています。約2ヶ月にわたる固定により骨が完全にくっついたら元通りの機能を回復させるためにリハビリをして治癒となります。リハビリの開始時期ですが、骨がくっつくまで待っていると関節が固まってしまい治るまでに長期間を要してしまうので、早い段階から軽度のリハビリを開始します。
~治療のポイント~
折れ方はいろいろな折れ方があるのですが、レントゲンでその折れ方をしっかりと見極めたうえでのできるだけ早いリハビリ開始がとても重要です。なかなか患者さんご自身で行っていくのは大変なのでリハビリのスペシャリストである理学療法士や整骨院の先生に診てもらうのがポイントです。